バンダイ春のプラモ祭り(?)「HOBBY NEXT PHASE 2022 SPRING」で発表された30MM関連の新商品情報をまとめてみました。
eEXM-S01U フォレスティエリ 01・02
地球軍の新型機が発表されました。
公開された画像から各部の構造や付属品を見ていきたいと思います。
各部構造
特徴としては「ブロックアッセンブルシステム」を新たに搭載しているとのこと。このブロックアッセンブルシステムなるものですが、以下の2つのことを指しているようですね。
- 各ランナーの分割による組み立てやすさの向上
- 挟みこみを一切なくした完全あとはめ機構によるカスタマイズ性の向上
発表された情報では、従来のアルト・ラビオットより小型の機体となるようです。
「アルト・ラビオット用のオプションアーマーが使用可能」とされ、胸部アーマーが例示されています。また、膝関節パーツがマクシオン系のフレームと共通で、脚部はスピナティオ・スピナティアとの組み換えが可能です。
ここからは個人的な推測となりますが、腕部もマクシオン系のフレームと共通のように見えますので、脚部と同様にスピナティオ・スピナティアとの組み換えが可能ではないでしょうか。
また、全体のサイズはアルト・ラビオットよりも小型とのことですが、手の部分はその2機よりも気持ち大きいように見えますね。実物を見るまでわかりませんが、手がサイズアップしているようであれば、大型機体への流用などカスタマイズのバリエーションが更に増えそうです。
付属品
以下のものが付属品となるようです。
- ライフル
- ビームソード
- 新型ロイロイ
これまで30MMシリーズではビームソードが付属していた商品はありませんでした。(カスタマイズエフェクトを流用したものは皆さんよくご存じかと思いますが…)フォレスティエリ01にはクリアグリーン、フォレスティエリ02にはクリアブルーの刀身が付属するようですね。各キットのバイザー等のクリアパーツと同色の刀身となるようです。
フォレスティエリ 01・02の差異
画像から読み取れる範囲で以下の差異が見られます。
フォレスティエリ 01 | フォレスティエリ02 | |
カラー | ホワイト | ダークグレー |
頭部 | キャノピータイプ | バイザータイプ |
胸部 | クリア仕様 | |
腰部 | フロントスカート無 | フロントスカート有 |
カラーリングは、ホワイトとダークグレーでの展開です。サブカラーやフレームカラーは既存のホワイト系・ダークグレー系と同じですね。
頭部の形状は01と02で大きく異なります。01が某コンバットアーマーを彷彿とさせるキャノピータイプ、02はカラーリングも相まって特殊部隊チックな形状に見えます。
胸部は01がクリア仕様になっています。カスタマイズパーツとしても重宝しそうですね。02の胸部パーツは、あまり特筆すべき点のない通常のパーツのようです。
腰部は01がフロントスカート無、02がフロントスカート有のパーツとなっています。
オプションパーツセット9(大型ブースターユニット)
各機体に装着可能な大型ブースターユニットが新たに登場します。
構成
以下のパーツで構成されたパーツセットになるようです。
- コアパーツ(+グリップ)
- 大型脚部ブースターユニット
- スラスターユニット
- シールドバインダー
- バックパック中継パーツ
- ジョイントパーツ
全てのパーツを組み合わせた状態では、一見するとビークルのようにも見える形態になります。
大型脚部ブースターユニットは、既に発売されている「マルチブースターユニット」と同様に脚部として使用可能となっており、「マルチブースターユニット」よりも更に大型のパーツのようですので、カスタマイズの幅が広がりそうです。
シールドバインダーは、これまでの30MMシリーズに無かった攻撃的な形状のシールドパーツなので、重装型のカスタムの際に重宝するのではないでしょうか。
その他の各種ジョイント系のパーツも痒い所に手が届くタイプのものになりそうですね。
カスタマイズウェポンズ(ミリタリー武装)
ウェポン系の新作として、汎用性の高いミリタリー系の武装が登場します。
構成
以下の武装で構成されています。
- ライフル
- ショットガン
- ランチャー
- ハンドガン
- リボルバー
- ホルスター
- シールド
- コンバットナイフ
ライフルはスコープ状のパーツとバレル下のランチャー上のパーツが着脱可能になっていて、規格は既存の長方形ジョイントとなっているようです。これまでの武装を含めたカスタマイズが捗りそうですね。
ショットガンとランチャーも恐らく長方形ジョイントで構成されているかと思いますが、公開された画像では構成がはっきりと分からないため続報に期待です。
ハンドガンとリボルバーは上部に長方形ジョイントがあり、スコープ系のパーツなどを追加できるようです。また、ホルスターが付属するため、各機体に装備しやすくなっています。
シールドとコンバットナイフは、スピナティオ(アーミー仕様)・スピナティア(コマンド仕様)に付属のものと同様です。共通の装備で構成することで同一部隊感を演出するのに一役買ってくれそうです。
eEXM-21 ラビオット (R623部隊所属機)
プレミアムバンダイで展開されている「30 MINUTES MISSIONS ANOTHER EXAMACS PLAN」から、ラビオットのバリエーションが登場します。
構成
詳細は後日発表されるとのことですが、公開された画像から読み取れる範囲で構成を見てみます。
頭部・胸部・肩部は新規パーツのようです。腕部・腰部は通常のラビオットと同一でしょうか。腰部アーマーはラビオット用のオプションアーマーとオプションパーツからの流用ですね。大腿部がラビオットのもので脛が陸戦用アルトからの流用のようです。膝のブレード状のパーツは新規パーツのように見えますがどうでしょうか。
過去に生産された「30 MINUTES MISSIONS ANOTHER EXAMACS PLAN」の製品には、カスタマイズ用のパーツが豊富に付属していますので、本商品にも今回の画像に出ていないパーツが多数付属すると予想されます。
詳細情報の公開が楽しみですね。
発売時期
製品名 | 発売時期 | 予定価格 |
eEXM-S01U フォレスティエリ 01 | 2022年7月 | 1,210 |
eEXM-S01U フォレスティエリ 02 | 2022年9月 | 1,210 |
オプションパーツセット9(大型ブースターユニット) | 2022年8月 | 858 |
カスタマイズウェポンズ(ミリタリー武装) | 2022年9月 | 550 |
eEXM-21 ラビオット (R623部隊所属機) | 未定 | 2,530 |